相模原市農業協同組合で認知症サポーター養成講座を開催しました。(2018.3.15)

 2018年3月15日、新規採用の職員を対象に認知症サポーター養成講座を開催しました。
1月18日に引き続き、同じメイト2人が講座を担当しました。

アイスブレイクでは、錯視や良く知っているはずのロゴを書いてもらい、人の記憶は日常目にするものについてさえ、とてもいい加減なものだということを感じていただきました。

超高齢社会の現状と認知症の症状、認知症の方への接し方をスライドを使って講義したあと、寸劇・ディスカッションを行いました。
今回の寸劇は、窓口業務に配属されると打合せの時に担当者から伺っていたので、それに関連した事例にしました。
3グループ全部から代表者をだしてもらいロールプレイをしていただきました。
みなさん、一生懸命考えて尊厳を傷つけないような接客対応に。
そして受講態度もすばらしく、講座内容を理解し、今後に生かそうという気持ちが十分に感じられました。

アンケートの一部を紹介すると・・・

・実際に演劇を通して、話を聞いているだけじゃわからない難しさがありました。良い経験でした。
・とてもわかりやすく、劇までやってくださって、認知症がどういうものか、誰が1番苦しんでいるかが分かって良かったです。これから社会人になっても思いやりを忘れない人になりたいと思いました。
・認知症について詳しく知らなかったのですが、本日の研修を通して意外にも身近にある症状だということがわかりました。
・実際にそのような場面があることを容易に想像できるため、配属される前であってもどのように対応するか考えていかなければならないと思いました。とても参考になりました。
・認知症についてある程度理解しているつもりでいたけれど、初めて知るお話が多く、もっと知るべきだったのだと思った。本日のこの機会が、今後本当にためになるものだったと感じた。

その他にもたくさんの感想を寄せていただきました。

また来年度も同じように養成講座を開催する予定とのこと。
今後とも職場でオレンジリングの輪がひろがっていくことを期待しています!

投稿者 鶴山

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