城山高校で認知症サポーター養成講座を開催しました。(2017.11.13、2017.11.20)

城山高校で11月13日(月)と20日(月)に認知症サポーター養成講座を開催しました。

対象は1年生279名。
半分の4クラスずつに分かれ、2日間で、認知症サポーター養成講座と、手話と高齢者疑似体験を行うというものでした。

・障害者福祉と高齢者福祉を身近なものとして理解する
・認知症の正しい理解
・地域で実際にどのように対応するかのスキルを身につける
を目的しています。

スライドを使った認知症についての講義のあと、コンビニを舞台に先生とキャラバン・メイトが悪い対応の寸劇を演じ、みんなに良い対応を考えてもらいました。悪い対応では、待っているお客が大声で急かすので、とても緊迫感のある状況になりました。

グループで話し合ったことの発表のあと、高校生に実演してもらいました。
コンビニ店員役を引き受けてくれた生徒はユーモアもあり、おばあさんの笑顔を引き出し、さらに待っているお客役の生徒も、支払いの手伝いをしようときてくれるなど、本当に優しさがあらわれた良い対応でした。

「バイト先でも、(今日の寸劇と同じような人が)いるいる」
「バイト時には優しく接しよう」
「おばあちゃんも同じことをくり返して話すようになった。認知症なのかなあ?」
「5人に1人が認知症というのに驚いた」などなどの感想をいただきました。

寒い中での講座でしたが、超高齢社会の現状をきちんと把握し、ご家庭でもバイト先や社会に出ても、今日の体験を活かしていただけることと思います。

投稿者 鶴山

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